今回はVimeoを利用したライブ放送の具体的な方法をまとめます。
VimeoのPremiumプランを契約する
Vimeoでライブ放送を行うには、有料プランのPremiumプランを契約する必要があります。
Vimeoでのアカウント登録やPremiumプランの契約はこちらから行えます。
Vimeoのライブイベントを作成し、ライブストリーミングの準備を行う
VimeoでPremiumプランの契約ができたら、Vimeoにログインして、ライブイベントを作成します。
- Vimeoにログイン > ライブイベント > ライブイベントを作成
- イベント名やプライバシーなどを設定(今回は一般公開にしました)
ストリームキーを入手して、配信ソフトウェアを設定する
ライブ配信を行うためには、
- 配信用ソフトウェアを用意する
- ストリームキーを入手する
- 配信用ソフトウェアを設定する
事が必要になってきます。
ソフトウェアは「Open Broadcaster Software」を用意します。(詳しい紹介はこちらの記事をご覧ください。)
ストリームキーは、作成したライブイベントの詳細画面に記載されています。
- 作成したライブイベント詳細画面右上にある次へをクリック
- 接続 (RTMP) タブを選択
- 表示されている、RTMP URLとストリームキーに書かれている設定値をコピー
配信ソフトウェア「OBS」の設定をする
つぎに、OBSの設定をしましょう。
- 「ファイル>設定」とメニューをたどり、設定画面を開きます
- 左のメニューの「配信」をクリックし、配信設定の画面を開きます
- サービスは「カスタム」を選択します
- サーバーとストリームキーにVimeoのライブイベント詳細画面で確認したRTMP URLとストリームキーの設定値を入力します
ビットレートの設定、解像度の設定、音声の設定については、前回記事にしたFacebookでのライブ放送のときと同様ですので、こちらの記事を参考にしてください。
設定を終え、OBSの「配信開始」ボタンを押すと、ライブ放送がスタートします。
OBS側の配信開始ボタンを押すと、そのままライブ放送がスタートしますので注意してください。
ライブストリーミングのデータがVimeoに届いていると、Vimeoのライブイベント詳細画面にも、配信されている映像が表示されます。
ライブ放送が始まると、Vimeoの方ではこのようになります。
もちろん、埋め込みコードを使って自分のサイトなどにライブ放送を埋め込むことなども可能です!
オリジナルの動画サービス構築システム
ソーシャルキャストは、契約者さま専用の動画サービスを作ることができるシステムです。
動画やライブ映像の販売・課金、限定公開をはじめ、独自ドメインでの動画サイト運営やサイトのデザインカスタマイズも自由に行えます。
また、Vimeoから発行されるライブ配信の埋め込みコードを使って、ソーシャルキャストでライブ配信の販売を行うこともできます。
- これから、オリジナルの動画ポータルサイトを作りたい
- 動画やライブ映像の販売、課金が行える動画サービスを作りたい
- 動画の限定公開が行えるシステムを探している
といったお考えや課題がある法人さまはお問い合わせをいただければより詳しいお話をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。