20歳以上のインターネット決済方法についての調査データを公開します

前回は、19歳未満のインターネット決済方法についての調査結果をまとめました。
同様の内容にて、20歳以上（70代まで）の調査を行いましたので、そちらのデータの集計結果も公開いたします。

この調査結果の生データの配布を検討しております。
生データの配布については詳細が決まり次第メールマガジンでお知らせをいたしますので、よろしければご登録をお願いいたします。

調査の概要

設問は２問で選択方式としました。

結果集計は男女と年齢（10歳刻み）にわけました。
アンケート回答数は4404件となっています。

20代以上のネットユーザーが利用している決済方法の集計結果表は以下となります。

Q1：インターネットで、商品やデジタルコンテンツを購入する際に、最も利用する決済方法を１つ選択してください。

圧倒的にクレジットカードで決済する方が多いことがわかります。男女とも、上位の利用方法は、

となっています。（買い物をしない、という回答は除く）

細かなところを見ていくと、

というところが見えます。

5歳刻みでの集計を別途おこなっており、34歳までの年齢でクレジットカード利用率が50%前後となっていました。

次に、どのような決済方法を利用したいか、という設問の集計です。

Q2：インターネットで決済をする際に、利用したい決済方法を１つ選択してください。現在利用している決済方法に満足している方は、１問目で回答した決済方法と同じでかまいません。

10代の決済調査時と同じように、実際に使っている決済方法と、使いたい決済方法の差を見てみます。

Q1とQ2のパーセンテージ比較　（＋はもっと利用したい、－は本当は利用したくない、ととらえられる）

面白い結果として、クレジットカード決済を利用したくない人が一定数いる、ということがわかりました。
また、本当はQRコード決済を利用したいという人がいる、ということもわかります。より若い世代でその傾向が強いようです。

私見ですが、

という意向があるのではないかな、と感じました。

基本的にはクレジットカード決済を用意しておけば問題がないように思われますが、20代あたりを対象とする場合はクレジットカード決済にプラスしてその他の決済方法も用意すると良いかもしれません。
人口比を考えて、ボリュームゾーンに合わせるという考え方でも問題がないように思われます。

一方で、QRコード決済を利用したいという人が一定数いるようですから、そのあたりも可能であれば準備するといいのかもしれません。
※2021年1月現在、ソーシャルキャストはQRコード決済に対応していません

以下、アンケートの設問を記載しておきます。

日本国内の若年層インターネットユーザーに対してのアンケート
2020年12月22日～23日実施

実施：株式会社ストランダー
方法：インターネット調査会社を利用
対象：20歳～70歳以上
回答数：4404件

インターネットでの決済に関するアンケート

問１：
インターネットで、商品やデジタルコンテンツを購入する際に、最も利用する決済方法を１つ選択してください。

選択肢

問２：
インターネットで決済をする際に、利用したい決済方法を１つ選択してください。現在利用している決済方法に満足している方は、１問目で回答した決済方法と同じでかまいません。

選択肢