- 導入前の状況
- 保険の新商品販売開始に伴う、代理店向けの研修を現地で行っていた
- 代理店の数が多く、担当者の知識の均一化を図るにあたって何回も研修をしなくてはいけなかった
- 採用の決め手
- 誰がいつ、どの動画を、どのくらい視聴したのか、といった視聴履歴を確認することで、動画研修の効果を検証することができた
- 全ての代理店に一律同じ動画を配信ではなく、代理店の業種(アカウント)ごとに視聴できる動画を分けることができた
- 導入後の効果
- 全動画合計で数千回視聴されるなど、動画を使った研修をうまく活用してもらえている
- 動画を視聴した人とまだ視聴していない人に対して、営業から適切にフォローがかけられ、効率的に知識取得が行えている
代理店向けの研修を動画を使って行う
代理店さま向けの研修動画配信サービスとしてソーシャルキャストをご採用いただきましたが、動画配信を始めようと思われたきっかけは何でしょうか?
新商品の販売開始に伴う、従来の資料を持参して説明に行くやり方から少しでも効率化を図るべく、研修制度の見直しを検討していました。
そこで要望の多かった動画を使っての研修を行うことを今回トライアル的に実施しようとなりました。
従来の業務においてはどのような課題がありましたか?その課題の要因は何でしたか?
当社の商品を販売頂いている数多くの代理店様や、そこを担当する年次もスキルも異なる営業社員がそれぞれ中で、多くの情報を落とし込み、知識の均一化を図るにあたって何回も説明会をしなくてはいけないなどの情報伝達の手段に課題を持っていました。
課題解決のためにいつ頃から検討を始めましたか?
去年度の初期の頃です。
当時はまだコロナウイルスだなって思ってもいなかったので、結果的にトライアルとして始めたことがすぐ、今現在の世の中のリモートへの流れに合致したので早めに検討をしていて良かったです。
動画の視聴履歴を研修の効果測定に利用する
ソーシャルキャストをご採用いただいた経緯とポイントをお教えいただけますでしょうか?
以前当社の別部門へご提案をいただいており、そこでの横連携で御社を知り、以下に記載されている点などから御社を選定しました。
また今後長期的な目線で利用していくと考えた際に、多くの動画をストレージできる容量もあったことも非常にありがたかったです。
要求仕様の中で特に重視された性能面について詳しくお聞かせください。
視聴履歴が確認できる点と、各アカウントごと異なる動画種類を配信できる点です(キャンペーンごとに)。
まず視聴履歴ですが、実際に動画を配信したものの見て頂きたい方に全く見てもらえないようでは意味が無いですし、更に誰が見たか、見ていないかが分からないことにはその検証のしようがありませんでしたので、その点は非常に重視しました。
また、一概に代理店様と言っても、保険以外の本業の様々な業種があり、必ずしも全ての代理店様が同じ動画を見ればよいというわけでは無かったので、業種ごとに視聴できる動画を分けられたことも非常に良かったです。
動画の視聴状況に応じて適切なフォローをかけていく
ソーシャルキャストの良い点をお教えいただけますでしょうか?
まずUIがシンプルに作られていることから、動画視聴まで迷うことなくいけることが多かったです。
また各動画の一覧の下に再生時間があったり、既に視聴済みのものは「視聴済み」と表示されたり、倍速機能を活用して、営業時の電車移動時間中など、空いた時間でより効率的に動画視聴ができました。
お気に入り機能を使って、特に重要な動画などを選別して代理店様に話すことなどにも活用できています。
管理する側で言うと、各動画ごとの視聴回数が当然把握できるので、どういった動画が多く閲覧されているかのデータ取集ができ、今後の動画作成のヒントとすることもできています。
現場よりこのような声が多くあがっています。
ソーシャルキャスト導入後の効果についてお聞かせください。
全動画合計で数千回視聴いただけたこと。
また各代理店様ごとのアカウント管理をしているので、見て頂いた代理店様とそうでないところに対して適切に営業からフォローがかけられたため、相手によって話す内容を変えたりしてより効率的に知識取得に努められました。
動画が知識伝達のメインに
今後ソーシャルキャストを使って実現していきたいことはございますか?
今後については更に多くの方にご覧いただくために、管理側で掲載する動画の強弱がつけられたら更に良いかと思っています。
例えば、「オススメ動画集」であったり「視聴回数動画ランキング」等です。
またはサジェストで各代理店ごとにオススメを出せたりすると良いかと思っています。
今後の事業展開についてお教えいただけますでしょうか。
サービスインと同時にコロナウイルスが蔓延し、私たちの働き方自体も見直され、それまでの対面主導からリモートへ切り替わる流れにシフトしてきています。
そうした中で、こういった動画に関しては当初知識伝達の補助として考えていたものがメインになりつつあるので、今後さらにこうしたサービスを活用して、より効率的に多くの方に多くの情報を伝えていきたいと考えています。